2014年 06月 07日
モーニングコールは力尽くで
ベッドに寝転がって月を星を、
嵐の夜には稲妻の閃光を眺めながら眠るのが好きなので。

『とうっ』
夏になって日の出の時刻が早まり、
眩しくて寝ていられないゆきはもんちゅちゅのベッドに跳び移ることを覚え、

わざと寝たふりを決め込むもんちゅちゅの顔に小さな前足を掛けて、
一心不乱に「ちゅう」の雨を降らせます。

放っておくといつまでも止めようとしないので、
「なんだよう」とか言いながら起き上がって、
こちらも負けじとおはようの挨拶をしつこく繰り返します。

本当はずっとこうしていたいと
至福のひと時に未練がましくしがみついた結果、

もんちゅちゅは始業時刻ギリギリで職場に滑り込み、
仕事が一段落するまでゆきは相手をしてもらえず、
くたくたギツネを相手に独り鬱憤を晴らすのです。
ゆきのしこりの件では「よかったね」とたくさんの温かいメッセージを頂戴しました。
こんなにもゆきのことを心配してくださる方がいらっしゃるなんて、いくら感謝してもし足りない思いです。
ゆきにもいつも言って聞かせています。
あなたはたくさんのひとに守られているんだよ、と。

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2014年 06月 06日
しこり騒動の顛末
抗生剤を1週間服用し終わって、再度その大きさを測りました。

3.5センチ×0.5センチ、厚みは前回の半分くらい。
……縮小、していました。

毎晩触って、大きさを確かめて。
少しずつ小さくなっているような気はしていたけれど、
ぬか喜びに終わることが唯々怖くて。

恐らく悪いものではないだろうとのことで、
今後は経過観察だけで良いとのお墨付きを頂きました。
5月に接種したワクチンに対する生体の防御反応の可能性があるそうで、
その場合には今後時間をかけて消えていくそうです。

喜びの舞……ではなくいつものゴロゴロすりすりですが、
とにかくゆきにはおやつを多めに奮発しました。

心配してくださった皆さまへ、
ゆきは今日も元気です。
ワクチンは身体にとっては「異物」であるため、
時に身体の免疫反応によりこうした「しこり=肉芽腫」を形成する例があるそうです。
そして犬の場合この肉芽腫が癌化することはほぼ無いとのことでした。
(ゆきは毎年ワクチンを接種していますが、しこりができたのは今回が初めてです。)
今日、肩の荷が少し下りたような気がします。
いつもご心配ばかりをおかけしている不甲斐ない飼い主と飼い犬ですが、
皆さまの励ましが何よりも力強くわたしの不安を払拭してくれました。
本当にありがとうございました。

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2014年 06月 05日
雨宿りをするなんて
確かに雨は降っていなかったはずなのです。

分厚い灰色の雲は低く垂れ込め、時折強い風が吹き渡り、
それなのに何を血迷ったか
まあいけるだろうと散歩に繰り出したのが運のつき。

まさにバケツをひっくり返したような雨、
滝のような豪雨のたてる音は耳を聾せんばかりで、
見上げるゆきの目も真ん丸です。

幸い、広く枝を張った木々がうまい具合に雨粒を遮ってくれて
大して濡れもせずにしばしその場に佇んでいました。

木陰で雨宿りをするなんて、何年ぶりだろう。
ゆきと此処にこうしていると、雨降りもそう悪くはない。

帰ろうかと問いかけると、耳の形で「まだ」と自己主張。
ついに雷鳴が轟きはじめるまで
わたしたちは随分長いこと雨宿りをしていたようです。
前回の記事につきまして、
頭痛持ちの方が多数いらっしゃることに驚きです。
特に気圧の変化や天候の崩れに左右されることの多い偏頭痛、
これからの季節は憂鬱ですね……。
その後は軽い頭痛くらいで治まっています。
もんちゅちゅの心配までして頂き、本当にありがとうございました。
頭痛持ちの皆さま、頑張ってこの季節を乗り切りましょー。えいえいおー。

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2014年 06月 04日
スマイルください
元気でないのは飼い主のほう。

季節の変わり目に起きる偏頭痛。
これが結構酷くて、少し動いただけでも「ずずずずーん」と痛みます。

痛みが激しくてどうしようもない時は
鎮痛薬を飲んで安静にしているのもいいけれど、

この笑顔こそが最高の薬。
もんちゅちゅにとって万能の特効薬。

だから多少ヨロヨロしながらだって、
雨の止み間を狙って散歩に出た甲斐があるってもんです。

無敵のスマイルに、
ありがとう。

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2014年 06月 03日
練習する?しない?
あっさりと梅雨入り宣言がなされた月曜日。

ゆきがうかない顔をしているのは、
決して雨降りのせいばかりではなく。

例えば災害時の瓦礫の危険を考えたりすると
靴を履く練習をさせた方がいいだろうと
以前から漠然と考えていたのですが、

先日散歩に出た際
路肩にガラス片が落ちているのを発見して
いよいよ靴を履かせてみようと思い立ったのです。

しかし8歳にして初めての挑戦、
結局靴を履いたままでは絶対に歩こうとせず、
仕方なく脱がせた途端に晴れやかな笑顔を見せる始末。

『くつは いやー』
その顔を見ればわかりますとも。
練習するべきかしないべきか、迷うところです。

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