カテゴリ:その他( 66 )

四十九日を迎えました

6月19日。
ムクの四十九日です。
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走るのが好き。
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ボール遊びが好き。
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泳ぐのはへたっぴ。
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でも、海は好き。
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素敵に大きくて
逞しい男の子でした。
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驚くほどに利口で
心根の優しい子でした。
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11年と8カ月の年月を
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全速力で駆け抜けた。
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今日を境に
あなたが遂に消えてしまうのか
或いは何者かに生まれ変わるのか
それはわたしには分からない。
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でも、わたしは生涯いつまでも憶えている。
あなたが生きていたこと。
共に過ごした時間を。
その存在のすべてを。


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by monchuchu0116 | 2018-06-19 05:15 | その他 | Comments(5)

最期の時のこと②

ムクの頭を左手で支え、
右手はムクの耳の後ろや顎の下を、
ムクが触られて喜んでいた場所を撫で、
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そういえば。
ドライブに行くと窓から頭を突き出し、
色んなものの匂いを嗅ぐのが好きだったから、
雨が降り込むのも構わずパワーウインドウを下げて、
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画伯が車のエンジンをスタートさせて間もなく、
ムクの呼吸がふっと止まりました。
わたしは画伯に
「ムクが息をしていない」と告げ、
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画伯はハッと息を呑み、
「ムク、頑張れ」
「お家に帰るんだから」
「もうちょっと、頑張って」
ハンドルを握りながら彼女は何度も繰り返し、
するとムクは再び呼吸を始めます。
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それが2度繰り返されて、
わたしはムクの顔を瞳を覗き込みました。
さっきまで虚ろだった彼の瞳は
明らかに意思を持ってわたしを真っすぐに見返し、
わたしは。
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「頑張ったね」「いい子だった」
「大好きだよ」
「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」
「おやすみ」
もう声にならない。涙は止めどなく彼の顔に落ちる。
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そしてムクは寝起きの時と同じように
うーんと小さく伸びをして。
痙攣が始まるかと身構えたのですが、
そんなことは無くて。
次の瞬間、彼の瞳から一切の光が消えました。
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ムクの呼吸が最初に止まった時、
病院に戻るかどうかを考えました。
まだ発車したばかりで、戻ろうと思えば戻れました。
でも。もし病院に戻ったとして。
待っているのは挿管、人工呼吸器、心臓マッサージ。
強心剤の投与に更なる輸液。
それで延命できるのは1分?1時間?それとも1日?
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家族以外の人を寄せ付けないムクだから。
わたしと画伯と、自分だけになれる時間と場所を。
彼自身が選んで、己の最期を決めたのだと思いました。
だからわたしたちは、病院に戻りませんでした。
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ムクは、わたしの腕の中で。
画伯の声を聞きながら。
静かに穏やかに、息を引き取りました。

24時間体制で看る覚悟も、準備も出来ていたのに。
最後まで手のかからない子でした。
碌にわたしたちの手を煩わせることなく、
駆け足で空に還っていきました。

11年と8カ月、
家族に笑顔と喜びをもたらし続けた。
強くて優しくて、比類なきポメラニアンでした。


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by monchuchu0116 | 2018-05-18 05:15 | その他 | Comments(13)

最期の時のこと①

記憶が鮮明なうちに
彼の最期をここに書き残しておきたいと思い。
書いては消し、を繰り返しています。

ムクは4月30日に不調を来し、
5月1日の朝イチでかかりつけ医を受診。
諸検査で急性膵炎が判明、そのまま入院となりました。
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急性膵炎が恐ろしいものとは知りつつ、
わたしは多少なりとも楽観的でした。
胆嚢粘液嚢腫の手術から生還し、
血清クレアチニン>5.0の腎不全から回復し、
何度かの全身麻酔でも不調を来すことなく。
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そもそもベスト体重6.3キロの立派な体、
10歳を迎えるまでは碌に病院にも行かず、
ムクは頑健に生まれついたんだと自慢していたから。
---きっと、今度も回復するんだと信じていた。
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しかし翌5月2日。面会に行った時。
24時間の治療を行ったにもかかわらず、
前日よりもムクの状態は明らかに悪化していました。
入院ケージの中に横たわる彼を見、
わたしは頭を強かに殴られたような衝撃を受けました。
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浅く速い呼吸を不規則に繰り返し、
前日は名前を呼ぶと立ち上がったのに
もう身体をもたげることすら出来ず。
虚ろな目は何処を見ているのか定かではなく、
わたしと画伯の声にも反応せず、
ぐったりと力なく横たわったまま。
口や鼻からは微量の出血が見られました。
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これまでに何度か人や動物の死に接してきたので
わたしには直感的に感じるものが有りました。
これまでのようにはいかない。
覚悟を決める段階だ。

事実、腎臓の数値も肝臓の数値も振り切って。
ムクは多臓器不全とDICの状態にありました。
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主治医の先生の見解もほぼ同じ。
それでももしかしたらと、一縷の望みは捨てきれない。
そして翌5月3日からは連休に入り、
自宅で24時間体制での看護が出来る。
わたしと画伯は先生と相談のうえ、
ムクを自宅に連れて帰ることにしました。
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家でも治療を継続できるよう、
電動の輸液ポンプと3日分の点滴バッグ。
抗生剤とステロイドのシリンジも3日分。
痛み止めの麻薬の処置もして頂き、
「これから痙攣が起きるかもしれないから」と
痙攣止めの注射薬も持たせて頂いて。

わたしはムクをバスタオルにくるみ、
膵炎ではお腹が痛いだろうと仰向けに抱いて、
画伯が運転する車の後部座席に乗り込みました。
(続く)


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by monchuchu0116 | 2018-05-17 05:15 | その他

決着

5月12日、
月に一度の土曜のお休み。
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画伯と連れ立って
ムクのかかりつけ医を訪ねました。
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結局、使わなかった点滴のセット。
輸液ポンプ、レスキュー用の注射、細々したもの。
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それらをお返しするのと、
開封する間でもなかった療法食・流動食。
届いた時のまま、amazonの箱に入ったまま、
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「病気の子に使ってください」
とお渡ししました。
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ムクの病理組織の結果、悪性の所見は無く。
死因はあくまで推測でしかありませんが、
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急性壊死性膵炎と、
それに合併した多臓器不全及びDIC。
背景に自己免疫性疾患が隠れていたかもしれません。
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最期までお世話になりました。
お花を有難うございました。
幾度もお礼を言って病院を出ました。
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通い慣れたこの道程も。
彼と一緒に行くことは、もう無くなりました。


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by monchuchu0116 | 2018-05-13 05:15 | その他

初七日に寄せて

5月8日、
早くも初七日を迎えました。
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未だ頭の中は
靄がかかったようにぼんやりしたり
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かと思えば
鮮明に彼の最期を思い出したり。
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ムク、
わたしはどうしたらいい?
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部屋の中が広すぎて、
夜になると静かすぎて。
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画伯と枕を取り合う相手もいない、
画伯もすごく寂しがっている。
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スーパーワイドサイズのペットシーツ、
暫くシャンプーは無理だと買ったシャンプータオル、
ケース入りの流動食も療法食も。
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乱暴に撫でまわすのにお誂え向きの大きな頭、
抱き寄せるのに丁度いいしっかりした身体、
耳の後ろのほわほわした毛、
顎の下を撫でるとうっとりと目を細めて。
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そして、何よりも。
ゆきがキミを恋しがって仕方が無いよ。


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by monchuchu0116 | 2018-05-08 05:15 | その他 | Comments(6)

涙雨

連休最終日は、
生憎の天気でした。
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朝から雨が降り続き、
それはまるで彼女の涙雨。
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一緒の思い出が多過ぎる
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去年の子どもの日
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ダムで朝んぽ
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紫陽花をバックに
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いつもの散歩道で
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レインコートは不得手
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其々に似合う浴衣を誂えて
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おちびちゃん。
早く雨が上がるといいね。


この度はコメント、メール、お花、
お気持ちを沢山頂戴しました。
本当に有難うございます。
心の整理がつくまでにはまだ時間を要しますが、
ゆきのためにもわたしがしっかりしないと。
せめて彼女の前ではいつも通りに振る舞いながら
今は色々なものと向き合っているところです。


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by monchuchu0116 | 2018-05-07 05:15 | その他 | Comments(19)

遺された写真たち

ツーショットの写真が
大好きだった。
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季節毎のイベント
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旅行先で
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散歩の途中で
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前に出たがる子
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お洒落をして
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学生服を見せびらかす子
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いい顔をしていた。
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いま、ゆきは。
ムクの写真を見上げている。


ご心配をおかけしているゆきの体調ですが、
お腹の具合はもう大丈夫です。
目の症状も落ち着きつつあります。
精神的にはまだ不安定な様子で、
画伯と二人でケアに努めています。


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by monchuchu0116 | 2018-05-06 05:15 | その他

うつろなこころ

ゆきの元気がありません。
ご飯は食べるし、足取りはしっかりしている。
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でもお腹を壊し咳はいつもより多い、
人間でいうところの麦粒腫を右目につくり、
物言えぬ彼女の気持ちの表れのように思います。
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いましばらくは
それも仕方のないことでしょう。
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わたしよりも
画伯よりも
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ずっと長い時間を
ムクと一緒に過ごしてきた彼女だから。
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ご飯を食べるのも一緒、
散歩に行くのも一緒、
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ドライブも、
お手入れも、
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起きてから寝るまでのほとんどを、
互いの傍で過ごしていた。
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彼女の喪失感は計り知れない。
それは何者にも埋めようがない。

辛いね、おちびちゃん。


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by monchuchu0116 | 2018-05-05 05:15 | その他

荼毘に付す

5月3日、木曜日。
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昨日の雨模様が一転、
風が強い良く晴れた日になりました。
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お散歩大好きなムクが
大喜びしそうな天気でした。
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午前中は細々としたことをし、
そのうちにお願いしていた棺が届きました。
小さい棺にムクを移し、
お気に入りのおもちゃとおやつとお守り袋をもたせ、
白い花をいっぱい入れて、
午後2時に家を出ました。
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運転は画伯。助手席にゆき。
後部座席には、棺に入ったムクとわたし。
みんなで最後のドライブでした。
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午後3時、ペット霊園で火葬して頂きました。
閑静な場所にある、こじんまりとした綺麗な霊園でした。
一時間ほどでお骨上げとなりました。
吃驚するほど軽くて細い骨でした。
ポメにしては大きいねといつも笑っていたのに
小さかった。
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骨をどうするのかはまだ決めていません。
納骨はしないまま、
ずっと置いておくかもしれません。

まだ何も決められません。


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by monchuchu0116 | 2018-05-04 05:15 | その他

御報告

頑張って、頑張って、頑張りました。
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5月2日、
午後5時3分。
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ムクの鼓動が止まりました。
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11年8カ月7日の生涯でした。
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今は病苦から解放されて
穏やかな顔で眠っています。
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いい子だった。
優しい子だった。
強くて、賢くて、素敵な子だった。
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おやすみ、ムク。
大好きだよ。


ブログを通じ、
彼は多くの方々に可愛がって頂きました。
皆さまのお心遣いと温かいお言葉の数々、
いつも有難く頂戴しておりました。
生前のご厚意に対し、
この場で心より深くお礼を申し上げます。



ぽちーとどうぞ。

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by monchuchu0116 | 2018-05-03 05:15 | その他