美談で終わらせてはならない

昨日の「ジロー」の話から・・・そもそも齢80台の夫婦(しかも後見人なし)にGシェパード♂が手に負えるはずないのですよ。もんちゅちゅはすっかりGシェパという犬種の虜ですが自分が80を過ぎて新たにシェパを迎えるなんてとんでもない！・・・と思うのですよ。大型犬かつワーキングドッグ。エネルギーの塊のようなこの犬種を相手にするには年齢・体力・ある程度の経済力ももちろん必要。それを考えると70台でも厳しいか？その時の自分の状態に応じた犬種を選択、場合によっては新たに迎えないという選択も大事です。そして譲る側にも言いたい。イヌの面倒を見る主たる人は誰か、イヌを扱うに足る人間・環境なのかどうか、ある程度はチェックすべきではないでしょうか。代金さえ支払えばどんな犬種でも手に入るというのはどうなの？特に大型犬や特殊な犬種については(終生飼養が原則として)もしも己が飼い続けられなくなった場合の対応まで考えてそのうえで迎えるべきではないでしょうか。いちばん不幸なのは、大して世話もなされず繋がれたまま孤独な数年を過ごし挙句の果てに(それでも)慕っていた主のもとを離れなければならないイヌなのです。迎えようとする側と譲ろうとする側とどちらかに良識があればこんな顛末にはならないのに。ジロー号の話を決して美談で終わらせてはならないと思うもんちゅちゅです。

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