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診断名※疑い病名

4月18日にかかりつけの動物病院を受診したメイメイ。
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もちろん診察時には何ら異常は認められず、
相変わらずビビり散らかすいつものメイメイ・笑
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さて、今回メイメイに下った診断。
特発性てんかん(疑い)。
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そもそも<てんかん>の定義は、
けいれんの発作が不定期に、繰り返し起こるもの。
(不定期に繰り返し起こる発作を主症状とする、脳の慢性疾患)
メイメイのけいれんは初回なので、今の時点では「疑い」なのです。
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そして犬のてんかんは大きく二つに分類されます。
①特発性てんかん;脳に器質的な異常は見られない。
②構造的てんかん;脳の異常(病気や事故の後遺症など)により引き起こされる。
それぞれに好発年齢があり、
特発性てんかんは1~5歳に多く、
構造的転換は1歳未満、6歳以上に多く見られます。
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なお発症率は日本では1~2パーセントといわれており、
なりやすい犬種としては
ビーグル、ダックス、プードル、シェルティー、シェパード、テリア系、レトリバー系
が挙げられます。
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典型的な症状は、
全身がピーンとつっぱる強直発作・全身がガクガクと痙攣する間代発作
※メイメイは強直発作のみでした
そのほかに、体の一部のみに症状がみられる部分発作もあります。
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てんかんの一連の発作は、
発作前症状(そわそわしたり、徴候は様々)
→発作(多くは2分以内)
→発作後のもうろう状態
※メイメイの発作前症状ははっきり分かりませんでした。
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今の時点で発作の再発はみられていません。
なおてんかん以外にけいれんを起こすものとして
代謝性疾患・炎症性疾患・感染性疾患は否定的です。
※血液スクリーニング検査の結果による
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先代のゆきはシニアになっての発症だったので、
構造的てんかんだった可能性はあります。
しかし彼女は心臓・腎臓・呼吸器に不具合を抱えており、
例えば麻酔をかけての検査等はわたしが望まず、
発作時の坐薬(ダイアップ、一般名ジアゼパム)を処方してもらっていました。
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この週末はてんかんのお勉強に明け暮れるもんちゅちゅであった。
(続く)


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by monchuchu0116 | 2024-04-21 00:02 | 病院・病気