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迷子犬の保護と和犬について考える

昨日のニュースから。
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昨年12月、兵庫県にて。
ノーリードで路上をうろついていた紀州犬が
通行中の女性に噛みつき一か月の重傷を負わせたとのこと。
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女性はノーリードの紀州犬が交通事故に遭わないよう
保護を試みた際の咬傷事故だったそうです。
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もんちゅちゅだったらどうするか?
奇しくも今年のお正月にイングリッシュセッターを一時保護し、
行政を含め周囲の方々の尽力のおかげで
無事に飼い主さんのもとへお返しすることができました。
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・・・ですが。
わたしだったら、ノーリードの和犬には近寄らないかなぁと。
※見かけた時点で通報はします。
洋犬と和犬は根本的に異なるとの認識に基づきます。
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和犬の中でも四国・紀州・北海道・秋田犬。
特に四国・紀州は色んな意味で古くからの日本犬の姿を留める、
質実剛健で猟欲に富む犬種です。
※秋田犬は洋犬との混血の歴史が長いのでまた別
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ただ一人の人間を生涯の主と決め、
その忠誠心には特筆すべきものがあります。
しかし反面、飼い主以外の人間に対しては親愛の情を示さないこと多々。
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加えて彼らの表情はいささか読み難いところがあります。
少なくとも洋犬のように喜怒哀楽が明瞭でなく、
朴訥とした表情から瞬時にスイッチが切り替わります。
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体格的には中型ですが、ちょっとわたしの手には負えないかな・・・
同じ中型でもイングリッシュ・セッターのお嬢は見るからに人懐こく、
近寄る人は誰でもウェルカム!な雰囲気がダダ漏れでした。
だから躊躇せずに保護できたのです。
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もちろん家庭犬としての生活を謳歌している四国・紀州犬も多いでしょう。
結局は飼い主の躾如何、そう思う人が多いであろうことも分かります。
でも彼らの種としての成り立ち・本能を鑑みれば、
洋犬と同じ括りで語って良いものか疑問が残ります。
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とても魅力的な犬種であることに間違いはありません。
ですが易々と触れ合う犬種ではない。
そしてひとたび家族として迎え入れたなら、
飼い主は常に密なコミュニケーションをとり、
厳重な管理と周囲への配慮を要する。
そんな玄人向けの犬種だと思っています。


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Commented by チャチャママ at 2024-02-27 12:12 x
そんな事件?事故?があったんですね
むやみやたらに首輪付けているからと・・・
リードナシのワンちゃんに近づくのはいけないのでしょうね
しかも、飼い主さんでもなく通行中だったんですよね
そして女性💦
お互いお気の毒ですよね
もんちゅちゅさんの言う通り近づかずに通報するのが一番なのでしょう
善意だけで咄嗟に判断しては危険も潜んでいるという事ですね💦

猫ちゃんも可愛いからと、むやみに触ろうとしたら噛みついたり爪が出たりしますもの
余程温厚な猫ちゃんじゃないと触れません
ましてや、お外猫ちゃんは軽々しく触ったらダメです
ワンちゃんも同じかも??
by monchuchu0116 | 2024-02-27 12:00 | 日常 | Comments(1)