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過去のトラウマから

そんなこんなで
すっかり日常を取り戻したわが家です。
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こう見えてわんずは(も)疲れていたのでしょう、
土曜の朝はみんなで盛大に寝坊しました。
もんちゅちゅは月イチの仕事休みで助かった・・・
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お友達(お嬢)がいなくなったことに納得したのか
三郎丸もいつもの調子で遊んでいました。

さて今回の迷子騒動に際して。
お嬢は飼い主さんが懸命に探してくださった結果、無事に再会するに至りました。

しかしコメントで心配してくださった方々もいらっしゃったように
もんちゅちゅも常に頭のどこかでは
『もしかして、遺棄されたんじゃないか…』
と不安に苛まれ続けていました。
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わたしが保健所からハッピーを引き出したのは抑留期限が切れる当日。
今のように<保護犬>が耳目を集める時代ではなく(14年ほど前)、
僻地の保健所に抑留された犬は誰の目にも留まらぬまま、
一定の期間が過ぎれば殺処分されることも多かったのです。
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黒ポメのラブは、台風のさ中にわが家の庭に遺棄されました。
お手入れがなされていなかった体は悪臭を放っており、
歯石にびっしりと覆われた歯はぐらついていました。
警察に届けを出して6か月待ちましたが、
元の所有者が名乗り出ることはありませんでした。
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迷子になった犬を必死で探す飼い主がいる一方で、
遺棄という手段を選ぶ無責任な人も確かにいます。
それがトラウマになっていると言えば大げさでしょうか。
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心無い人によって遺棄された彼らは、しかし。
人間を信頼する気持ちをずっと持ち続けてくれました。
「もう人間なんて信用しない」
そう思っていたとしても不思議ではなかったというのに。
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繋いだ手を決して離さない。
寄せられる全幅の信頼を決して裏切らない。
この愛すべき存在と共に生きていくことを選んだ身として
日々己に言い聞かせています。


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by monchuchu0116 | 2024-01-07 00:02 | 日常