リースがわたしを助けてくれた話

先日の秋キャンプ、ものすごーーーーく楽しかったのですが怖い、というか気味悪い体験がひとつだけ。・・・皆さん覚悟はよろしい？すっかり夜も更けテントの中で爆睡する我々。そしてもんちゅちゅは夢を見ました。小さな子どもの声がずっと付きまとうのです。「いいなー」「ほしいなー」周囲を見渡しても声だけ。なんとなく本能的に「これは反応したらダメなやつだ」と思い、聞こえないふりで家路を急ぐもんちゅちゅ。その間にも声はどんどんと大きくなる。「いいなー」「ほしいなー」ようやく家にたどり着いて鍵をかけ、これでもう大丈夫と胸を撫で下ろしました。※家はなぜかワンルームマンション※ちなみに夢の中でも夜でしたそして次の瞬間、ベランダに面した掃き出し窓のガラスを「バンバンバンバン！」と両手で叩く音が響き渡ります。これはもう万事休す、と思った瞬間に。「うおん！」という大音声が耳元でしてはっと目を覚ましたもんちゅちゅ。まだ半分寝ぼけた状態で起き上がったらリースがわたしに覆い被さるようにしてペロペロペロ・・・その瞬間の安堵感は例えようもありません。「リースが起こしてくれたの？」
「ありがとう、リース。ありがとう」何回もお礼を言ってたくさん撫でてそれからまた一人と一匹で眠りにつきました。
リースがあんな風に吠えてわたしを起こしたのは
今回が初めてのこと。リースが何を察知してわたしを起こしたのかそれは知る由もありませんがリースがわたしを助けてくれたのは間違いのないことでわたしはとても彼に感謝しているのです。

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