飼いたい犬、飼える犬

コロナ禍のご時世、家で過ごす時間も増えて、その結果ペットを飼養する人の数も右肩上がりとか。一昨日のニュース。秋田犬が酷寒の北海道で未明のいちばん寒い時間帯に(動物保護団体の建物の)屋外の看板に括られて遺棄されたニュース。捨てられる一部始終が監視カメラに映っていました。このようなニュースを聞くたびに考えます。大型犬でも小型犬でも飼いたいと思うのはその人の自由。でも、小型犬を扱うのには細心の注意が必要。ちょっとしたことが容易に命取りになる脆さ。そして人気犬種故の疾患の多さ。無理な繁殖の弊害。パテラ、水頭症、PRAもそう、僧帽弁関連疾患もそう。大型犬は、その犬種を扱える体力。犬種特性についての勉強も不可欠。例えばシェパード、防衛・警戒心の強さとどう折り合いをつけるか、作業意欲をどこに持って行くか。場合によっては早めに訓練所に入れたりトレーナーさんにお願いしたりそういったことも必要になる。手に負えない犬を作り出す前に。「飼いたいから」だけで飼える犬は存在しない。
それは犬種の大小にかかわらず。
なーんて。今日はマジメな話になっちゃった。

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