前立腺癌について、覚書

ハッピーの体を蝕む病は、’前立腺癌’と確定しました。犬の前立腺腫瘍について約90パーセントは8歳以上に認められ発症年齢の平均は10歳との報告もあります。さらに発生した腫瘍のほとんどは悪性であり※悪性=癌臨床的に前立腺癌の転移率は非常に高く、約85パーセント以上の症例において転移が認められたとの報告もあります。明確な予防方法は存在しません。治療としては手術・放射線療法等がありますが十分な治療効果を得られることは少なく現時点では確立された治療法はありません。一般的に進行した状態での診断が多く、経過・予後は厳しいものとなりがちです。※無治療の場合の生存期間中央値は30日以下根本的な治療よりも生活の質を保つことが目標とされます。今後どのような方針を選択するべきか火曜日の再診時に話し合ってきます。

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