忘れないうちに書き留めよう

夢の中でわたしはムクが死んでいると理解していてだから最初はムクに似た犬だと思ったのですが匂いと手触りとでムクに違いないと確信してぎゅっと抱きしめてもう泣けて仕方が無かったのでムクの表情はあまり憶えていないけれど抱きしめて撫でながら下手なりに歌を歌い←そんなキャラじゃないのにたくさんたくさん話しかけ夢の中でムクに逢うのはこれが最後になると確信して気持ちのすべてを手紙にしたためてムクに持たせそして目が覚めました。
スピリチュアルなことはとかく不得手ですが自分の身に起きたことは信じましょう。百箇日が過ぎてお盆の入りにムクはわたしの夢に現れてくれた。夢の中で確信したように逢うことはもう二度と叶わないのでしょう。夢に現れてくれたのも、多分これが最初で最後。でも、わたしたちは大丈夫。

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