2016年 12月 28日
腎臓をとるか、痛みの軽減をとるか
夕方以降や寝起きには上手く後肢を使うことが出来ず、
一度抱き上げて立たせる必要があります。※それでもへたり込むこともしばしば。
ですが前日に比べると雲泥の差、
何といってもちゃんと自分の脚で歩き回っているのですから……!!

そんなおちびちゃん、検査結果が出揃いました。
現時点では、特に目立った神経の異常は見られない。
末梢までの血流は保たれており、血栓症を示唆する初見は無い。

もっとも考えられるのは、疼痛による運動の制限。
疼痛の場所として疑わしいのは、両後肢のパテラ(膝蓋骨脱臼)。
これまで幾度かブログに記してきたように、
ゆきの両後肢には重症のパテラが存在します。
手術の適応となるのは全年齢でグレード4の場合。
ゆきは3年前に手術を検討したものの、心臓病のために断念した経緯があります。

モフ毛に覆われて分かりにくいのですが、膝関節はとっくに変形して外れ放題。
それでも、これまではどうにか上手に付き合ってきました。
今回も消炎鎮痛薬の注射と内服により、症状は改善しつつあります。が。
これはあくまでも対症療法であり、根本的な治療法ではないということ。
そして何よりゆきは腎機能の低下があり、消炎鎮痛薬の使用は推奨されないこと。

根本的な治療が行えない以上、今後も症状が再発するかもしれません。
むしろ再発して当たり前、病状が進行しなければ儲けもの。
痛みが酷い時には薬を使うのも止む無し、
でもそれは腎機能の悪化を惹き起こすリスクと成り得る。
端的に言えば”腎臓をとるか、痛みの軽減をとるか”の選択です。

今回は3日間だけ薬を内服させ、経過を見ます。
昨日よりも今日、今日よりも明日、症状が軽減されることを願いつつ。

ゆきはこんなんだし、お天気は悪いし。
散歩に行けずにふてくされるムク。
でももんちゅちゅの魔法の手で顎をモミモミすると……

『とろ~ん』
ふふふ。
金曜日には晴れ間がのぞくはず。
そうしたら散歩もドライブもキミが望むまま。

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キミもシニアなんだから、天気が悪い時に散歩はダメだよ。
by monchuchu0116
| 2016-12-28 03:45
| 病院・病気