可愛い彼女の可愛い我が儘

わたしの可愛いおちびちゃんは
職場ではお利口さんに過ごしてくれています。

もんちゅちゅの仕事が立て込んでかまってやれない時は
何とはなしにその雰囲気を自ら察してか、

もんちゅちゅの仕事机の下に潜り込み
こそりとも物音を立てずに何時間も過ごしています。

そしてもんちゅちゅの仕事がひと段落すると
どのようにしてそれを察するのかは分かりませんが、

いつの間にやら机の下から這い出してきて
遠慮がちにもんちゅちゅを見上げて尻尾を振って、
「ぜひとも仕事机の上にあげてください」とおねだりしてきますので。

もんちゅちゅは仕事の手を止めてゆきを抱き上げ、
無駄に広い机の上に彼女を乗せて。
すれば彼女は安心したようにその場で丸くなり、
時折もんちゅちゅの顔を横目で見ながらうたた寝を始めるのです。

互いの目線が同じ高さになるから
互いの顔を好きな時に見ることができるから。
だからゆきは机の上にあげてと、そんな我が儘を言うのだと思っているのだけれど。
……まあね、
机の上はエアコン直撃だから、という意見もある(-_-;)


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だっこしてー　おねがいー