2016年 08月 21日
誇らしく思う
わたしはゆきを入れたキャリーバッグを膝に乗せ、
病院の待合室のソファに座ってぼんやりと考えごとをしていました。
隣り合わせたのは某小型犬種と飼い主さん。
互いに挨拶を交わし、当り障りのない会話をしながら。
ふと視線を落とすとゆきはバッグから身を乗り出して、
こちらもまた飼い主さんのお膝に抱っこされたわんこに興味津々。
※ちなみに皮膚トラブルでの受診とのことでした。
まだ若いわんこは病院の雰囲気にすっかり意気消沈、
ゆきはそのわんこに顔を近寄せ、匂いを嗅いだり緩やかに尾を振ったり。
わんこも決して嫌がるふうではなく、飼い主どうしは静観を決め込んで。
するとゆきは、そのわんこのマズルに軽い「ちゅっ」を幾度か。
過度な擬人化は柄じゃないけど、
まるで『だいじょうぶ』と励ましているようにも見えて。
ボディランゲージの解釈も幾つかあるのは承知しているけど、
それでもやっぱり相手を気遣うゆきの思いやりとか優しさのようにも見えて。
普段はわたしが手を焼くほどのわがまま娘なのに。
この時は、ゆきを誇らしく思えてなりませんでした。
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てれるじゃん。
by monchuchu0116
| 2016-08-21 05:30
| 病院・病気