時の流れと衰えと

今回の体調不良のことも含めてですが
最近ゆきの身体の衰えを実感することが多くなりました。

以前は笑い話になるくらいお腹が丈夫な子だったのに
今年に入って一か月にわたる胃腸炎を患ってからというもの
気圧の変化などをきっかけに吐いたり下痢をしたりが頻繁になり、

これまで皮膚トラブルとは無縁だったのに
先日は足先にマラセチア皮膚炎を患い
後頚部と腰には原因不明の湿疹、
体力と免疫力の低下に伴い皮膚のバリア機能が破綻している様です。

心臓病と気管虚脱による咳の発作だってそう、
体調が回復するのにより長い日数を要するようになったのもそう、
こんなことになる前は小型犬の9歳なんてまだ若い部類だと思っていたのに。

つい忘れてしまいそうになる。
持病を幾つも抱える彼女の、その身体の衰えはきっと早い。
病院に駆け込む度に覚悟を決めていたはずなのに、なんて愚かな飼い主。

いつまでもわたしの可愛いおちびさんだと思っていたのに
いつしかあなたはとっくにわたしの年齢を追い越して
わたしはその現実の前に立ち尽くすしかない。



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