ここだけ普通じゃない

一見すると
それはごく普通のお散歩風景。

ひと雨来そうな曇り空の下、
生い茂る雑草に埋もれるようにして。

確かこの時は仕事から帰る道すがら、
思っていたほど気温が上がらず数日ぶりの夕方散歩。

少し離れた場所から眺めてみても、
そこに在るのは普段どおりのゆきの姿。

試みに呼び寄せ間近で見つめ、
無駄に楽しげな彼女はいつもと同じ。
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そう、これさえ無ければ。
超音波検査跡地です。つんつるりん。


マシュマロバッグはよほど具合がいいらしく、
部屋に置きっぱなしにしているとゆきが勝手にもぐり込むことしばしば。
初代のバッグは随分くたびれてしまいましたが、
今日も中でホリホリするゆきを見つけて何とも言えない気持ちになりました。
たかがバッグ、されどバッグ。
ゆきが早く二代目に馴染んでくれますように。


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これを「毛刈りの窓」と言うとか言わないとか。※出典は『動物のお医者さん』