2015年 02月 13日
ゆきの気まぐれな心臓
三カ月に一度行って頂いている、心臓の精密検査の日です。
血液検査にX線撮影、そして心臓の超音波検査のフルコース。

検査の結果、
僧帽弁閉鎖不全症;大きな変化なし
右心系の拡大;大きな変化なし
気管虚脱;変化なし
ここまでは予想の範囲内でした。

しかし心臓の超音波検査で判明したのは、これまでとは違う部位での血液の逆流。
持病の僧帽弁閉鎖不全症では左心室から左心房への逆流がありますが、
新たに左心室から大動脈へと流れるべき血液が逆流している所見が得られ、
大動脈弁閉鎖不全症と診断されました。

超音波検査の画面では、血液の逆流はモザイク状に映ります。
主治医の先生が指し示した新たな血液の逆流は、
ゆきの小さな心臓の広範囲に及ぶものでした。
現在服用している薬のうち強心剤を増量し、一か月後に再診です。

キミの気まぐれな心臓は、きっと持ち主に似たんだね。
この困ったちゃんの心臓が長く鼓動を刻んでくれるように、
飼い主はまず心臓の勉強を一からやり直さなきゃいけないね。

病院からの帰り道は、
視界が滲んで目の前のものが全部ぼやけて見える。
花粉症の季節にはまだ早いのに。

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by monchuchu0116
| 2015-02-13 05:30
| 病院・病気
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